ガンダムSEED うたわれるもの

presented by ムーン


12話


 試験運用の為にデブリベルトを選んでいたが そこのポイントは両軍にとっても宇宙でのデータをより多くとれる場所でもあった。その為に連合を実質支配しているブルーコスモスの盟主アズラエルは このジャンク屋が開発したMSの奪取の為に、 第七艦隊をこのポイントに派遣をして、ジャンク屋からそのMSを奪いとる作戦に入っていた。 そうとはしらず、傭兵団アクアはそのポイントに向かっていた。 「例のポイントまで〜〜2,000ですね〜」 操舵者のサクラが正確に報告を上げる。 それを聞いた、艦長のアリシアは 「了解です・・・・・・例の三機につなげられますか」 「はいできます」 「ではつなげてください」 三機のコクピットの映像が戦艦のモニターに移る。 「どうですが」 「悪くは無いが・・・やはり何か違和感を感じる」 「そうでしょうか・・・・・・私の方は感じられません」 「なんでおれまでがここにいるんだ」 「それはだな・・・シンがMS載りたいといっただろうが」 「たしかに言ったが・・・だからなんでこれなんだあっちがいいんだよ」 そうシンがあくまでも乗りたいのはインパルスの方であり作業用のMSではなかった。 「そんな事をいうなシン・・・アレは隊長機であると同時にシンボルでもあるんだ簡単にわたせるわけにはいかない」 「そういうものなんですが」 「そうだ・・・だから早く乗りたいのなら【ペア】から【シングル】に昇格しろ」 「それにいったいなんなんだよ【シングル】とか【ペア】とかは何かの称号か」 「ん・・・シンにしてはいい線だ・・・称号であると同時にその人の実力をしめしているんだ」 「たとえば【ペア】ならド素人という意味だ【シングル】は半人前だ最もあくまでも呼び名には過ぎないがあんまりとらわれるな」 「あっそうですが」 「それではアカリ・・・とシンは後に続けよ・・・ここはデブリベルトだ特にアカリはその馬鹿を確りと見ていろ」 「了解です、ハヤテさん」 「それではハッチを開けてくれ」 「了解です・・・・ハヤテさん気をつけてくださいね」 「了解だ・・・・アリシア・・・それでは大鳥 ハヤテ レイスターナチュラル用で行って来る」 アリアのカタパルトから滑り出すようにして虚空の彼方へ発進していった。 「アカリ機コーディネイター用・・・・・・出ます」 アカリの機体には多くの作業が出来るように幾つ物装備が付けられていた。 「シン・アスカ・・・同じくコーディネイター用・・・行きます」 シンも発進しようとするがカタパルトは何故か機能はしなかった。 替わりにアカリ機が近づいてきて、ゆっくりとシンの機体を右手を持ちゆっくりと母艦から離れて行って。 拍手する




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