ガンダムSEED うたわれるもの

presented by ムーン


6話

ヴェサリウスの格納庫では、ミゲル機オロール機にD装備の準備を進めていた。 その様子を見守るように、奪取組みはブリーフィングルームで自分達が出られない代わりにその様子を見て、 愚痴を呟いていた。 「しかしまー、D装備だぜ…隊長は要塞攻略でもやらかすきか?」 まるで造っていたオーブが悪いように言いつける。 言うザフトレッド。 それに反対するザフトレッドの緑色の髪をした少年 二コル。 「ですが…中立国のコロニーですよ。」 それを言うが銀色のお河童髪のザフトレッドは 「中立国だと…あんな物を作って置きながらか」 まるで造ってはいけないものといわんばかりの表情で二コルを脅す。 それに正論を振りかざすように、肌の色は茶色の先程発言した男ディアッカが再び口を開き話し出した。 「まっ…しかたないんじゃない、中立国と言ってあんな物を作っている国なんだから」 と言いつつルームから見える奪取した機体を見て呟いていた。 その部屋からアスランが一人何かを思い静に出て行った。 その時、ヴェサリウスが居る宙域からみてコロニーの反対側に隠れていた。 アクアはヘリオポリスから逃げてきた未登録の金色のMSを格納庫に入れていた。 「しかし…相変わらずの妨害電波で中との連絡が取れずに、 コロニーから出てきた金色の機体の持ち主に会うとはこういう事は苦手なんだが」 と言いながら副官のフォーミラー・E・晶は、 その機体のパイロットとの交渉に入るべく、何かしらの問題があっても態様できるように、 接客用の部屋でティーを飲みながら待たされていた。 『遅いな…突然の出来事で仕方が無いが、来る途中で主力機が置いていなかったことにも気がかりだが いまは一刻も早く我が居城に着かねばならない』 と思いながら、出されたティーを飲み干していると。 自動ドワが開き副官の晶が契約書等の書類を持ってやってきた。 晶は助けた。人が何者かによっては今は連絡がつかないリーダー抜きで艦長のアリシア・D・ディアと話して 行動を決めなくてはならないと思いつつ席に座り自己紹介を始めた。 「わたしはこの艦の副艦長を務めていますフォーミラー・E・晶です」 と業務専用の挨拶をしていた。 自己紹介をした晶にたいして、コートをまとった男性?は 「名乗られては此方も名乗らなくてはならないな、わたしロンド家のサクハだ早速だが、 今ずくにヘリオポリスを離れてアメノに向かって欲しいこれは正式な依頼だ文はあるまい」 晶はこの言葉を聞いて正直言葉を失ってしまった。 影の軍神がなぜこんな自分の国のコロニーに居て尚且つ金色の片手のMSに乗って出てきたのかそれらを考えて いるうちに、ブリッチから緊急連絡が、入ってきた。 「晶ちゃん…今すぐに戻ってきて、どうやらザフト側がヘリオポリスを壊す為にD型装備で迫ってきているの、 いまは我々が持っている機体もあるけれど、向こうは戦艦2隻 此方は一隻晶ちゃん指揮が必要よ」 晶はこの通信を聞くと。 「わかった…それまではアテナお前の情報分析力が頼りだ、私がそちらに着くまでにまとめておけ」 そういい残して通信を切り。サクハに向かって。 「すみませんが貴方の依頼はしばしお待ちください、 どうやらザフト側も簡単には我々を見逃してくれないでしょう、戦闘になりますがこの部屋を使ってください。 此処は比較的安全です、戦闘でのダメージで破壊されないように設計されていますでは」 そういい残して。晶はブリッチに向かって走っていった。 その頃インパルスとガイアはクルーゼが脱出した入り口を使い機体をヘリオポリスの入港口から出てきた。 その時にはインパルスもガイアも機体のエネルギーは残り半分に差し掛かっていた。 拍手する 続く




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