ガンダムSEED うたわれるもの

presented by ムーン

 

9話


コロニーヘリオポリスの中にいるアークエンジェルでは外に居るであろうザフト軍のクルーゼ隊に備えて、 襲撃を逃れた小さな工場区からGシリーズ最後の一機である【ストライク】の装備品や備品等が最優先にして アクーエンジェルに運ばれていた。 そんな中先ほどの戦闘で生き残ったマリュー達は現状の把握をした上で、マリュー・ラミアスがアークエンジェル の艦長として、就任した。 「今は補給に専念すべきです、【傭兵団アクア】が守っているコロニーを攻める程無謀な事はないでしょう」 「しかし…それはあくまでも守っている間だけです 現にいつせめて来るか分からない状態ですよ艦長!!」 そんなやり取りをしているブリッチの扉が開き入ってきたのはムゥだった。 「それは心配ないようだぜ、今さっき生きているヘリオポリスの監視用のカメラを見て分かった事があるが クルーゼ隊はこのコロニーに仕掛けたが一機も抜けることなく敗北している、あのG3機も投入してだ、 おそらくは撤退して補給後再度攻撃してくるようだがその前にここから出てしまえば問題でない」 「「!!!」」 ナタルもマリューこのムゥの発言には驚きを隠せずにいた。 「そんな……我が軍の最新鋭G3機を相手に退けただと!」 「えぇ…本当に噂の実力は本当だとわかってしまったようね」 「まっ…無理はないと思うけど実際所一番の難題は このコロニーから出ることだろうな、港は襲撃の際につぶれているようだからどのように出るかそれが問題だ」 そうしている間にもヘリオポリスの外ではクルーゼ隊が二手に分かれて、連合の新造艦と最後の一機を追うこと を決めていた。 ガモフにはディエル・ブリッツの二機がベェサリウスから移動して残りの二機は本国までついていく事となった。 「それではアスラン…ディアッカの事頼みます」 「アスランお前が帰ってくる時はエースの座は俺のものになっているがな」 2人はそれそれの挨拶をした後で。ベェサリウスがヘリオポリスから離れていくのを見ていた。 拍手する 続く




inserted by FC2 system